住まいの基礎知識 【バルコニー濡れ縁】
■こまめなお手入れで腐れを防ぐ
バルコニーや濡れ縁は常に風雨にさらされているので、傷みやすい所です。雑巾がけや拭き掃除など、こまめにお手入れをしてゴミ・ホコリを溜めないようにしましょう。
木部
傷みの原因には褪色やはがれ、汚れ、腐れなどがあります2〜3年ごとに塗り替え、点検を専門業者に依頼してください。

鉄部
■塗装がはげてくるとさびが生じます。さびを見つけたら、サンドペーパーでよくこすり落とし、さび止め塗料を塗ります。完全に乾いたら仕上塗装をします。手の届かない高所での作業は危険を伴いますので、専門業者に依頼しましょう。
■焼付け塗装をしているものは5年、普通の塗装をしているものは3年を目安に再塗装を専門業者に依頼してください。

アルミ部
メンテナンスがほとんど不要のアルミも、長い年月のうちに汚れやキズ、白い腐れが生じてきます。目の細かいサンドペーパーで、腐れが生じている部分をこすり落とし、透明ラッカーをスプレーするとよいでしょう。

コンクリート・モルタル部
ひび割れやはがれが生じてきます。放っておくと小さな損傷も次第に大きくなっていきますし、表面に現れないだけで内部に問題があることも考えられます。早めに専門業者に相談しましょう。

バルコニーに植木鉢を置くときは落下しないように十分に注意しましょう。バルコニーの排水口は樋につながっているので、ゴミなどは取り除き、水はけをよくしておきましょう。